おすすめ商品

QRコード

■■■ 新商品情報 ■■■

松下電工 EZ9200

リサイクルトナーのリスクについて

リサイクルトナーは必ずいつか不具合が発生します







いて

リサイクルトナーは、『使い捨て』を前提に設計・製造されています。
カートリッジの内部構造は、上の図のようになっています。
カートリッジの筐体部分以外に、OPCドラム、ドクターブレードやクリーニングブレードなどたくさんの部材から出来上がっています。
これらの
部材は、消耗品です。
単純に、なくなったトナー粉を充填しただけでは、いわゆる印字不良などの不具合が多発します。

リサイクルトナーは、地球環境保護の観点より、カートリッジ部材の有効活用を行っております。感光ドラムやブレードなど、優良部材は積極的に再利用しております。
1度より2度使用することにより、廃棄物が減りさらには、最終処理時に必要とする熱量が減少し、CO2や有害物質の排出量削減に貢献しております。

しかし、消耗部材を必要以上にくりかえし使用することは、リサイクルトナーの品質の劣化につながります。
カートリッジごと、部材ごとの長年の蓄積データをもとに、交換ルールを明確化することにより、環境への貢献と、高品質リサイクルトナーの両立を実現しております。
この情報蓄積と製造技術がトナー再生工場それぞれの、力量の違いの一つ、ともいえます。

不良・不具合とは、ご存知のとおり、白抜け印字や、色むら・黒線・点などの印字不良が中心で、ガタガタ又はキーンという異音が発生する場合もあります。
これらは、すべてカートリッジが原因で、プリンタが壊れているわけではありません。

よって、特性上、リサイクルトナーは必ず不具合が発生します
毎回発生する、ということではありません。
弊社の場合で、3〜6%の不良率です。この数字は、業界では高品質ですが、100本使用すれば5本は不良・不具合が発生することになり、
いつかは必ず不良が発生します。

ただし、不良・不具合発生時は、1年間の無料保証がついており、カートリッジを再回収し、劣化部材を交換、再調整後、お客様へお届け致します。

ちなみに、この印字不良率は、製造工場・販売業者が独自に集計している数字ですので、例えば同じ『不良率が2%』との表現でも品質は、違います。カウントする不具合の対象が異なっていると、不良率は異なります。

また、『不良率2%』に対し、当社は、不具合は必ず発生します、とお伝えしますが、ほとんど不良は発生しない、と表現する業者もあると思います。表現の違い、考え方の違いがあらわれています。
当社は、不具合が発生することを前提に、代替品出荷の運用や、お客様とのコミュニケーションをおこなっております。

リサイクルトナーは環境の保護、コスト削減というメリットと留意しなければいけない点が共存する商品です。
トータルなご判断をいただけれメリットの大きい商品と、思われます。

また、リサイクルトナーをご利用の際は、不良・不具合が発生することを前提に運用ルールを構築されることをおすすめ致します。
拠点数や、使用頻度の高低、求める品質など、お客様の環境や考え方によって運用ルールは大きく異なってくると思われます。

最後に、予備カートリッジをお持ちになる事をおすすめ致します
1/3〜1/5ぐらいの残量のカートリッジで問題ありません。

※1%を下回る純正品の不良率に比べ、リサイクルトナーが高めになる理由は、上記だけではなく、複合的な要因によります。